[データ] iPhone 5s通信速度、新幹線駅ではauがトップ、つながりやすさも首位


bizmash! 2013年11月19日 07時00分 (2013年11月22日 10時58分 更新)
JR新幹線の全駅で「iPhone 5s」を使ってLTEサービスのつながりやすさと通信速度を調べたところ、いずれもKDDI(au)の回線がトップだった(グラフ参照)。ICT総研が発表した。
この調査は2013年10月24日―11月5日の期間、冬季のみ営業のガーラ湯沢駅を除く新幹線の全97駅291地点で通信速度を各キャリア3回ずつ測定した。
au は291地点すべてでLTEサービスが利用できた(LTEエリア化率100%)。前年にICT総研が実施した同様の調査と比べ、LTEサービスが利用でき る地点の数は2.8倍に拡大した。通信速度も平均で下り23.68Mbpsと、3社中唯一20Mbpsを超えた。路線別では長野新幹線以外のすべての新幹 線で下り通信速度がトップとなった。特に山形新幹線では24.92Mbps、秋田新幹線では26.32Mbps、上越新幹線では23.32Mbpsと東日 本で際立って高い。プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯にiPhone 5sが対応したことの効果が表れたと、ICT総研は分析している。
NTT ドコモは新幹線291地点中288地点でLTEサービスが使えた(LTEエリア化率99%)。通信速度は平均で下り17.88Mbps。ただし同社は下り 最大112.5Mbps、上り最大150Mbpsのサービスを拡大しており、その影響か地方の一部の駅では極めて高速だった。
ソフトバンク モバイルは291地点中269地点でLTEサービスが利用できた(LTEエリア比率92.4%)。通信速度は平均で下り19.05Mbps。基幹路線であ る東海道新幹線や、都市部の駅ではほぼ確実につながるが、地方となると県庁所在地・政令指定都市以外の駅ではややつながりにくくなる。ただし、上り通信速 度は平均9.75Mbpsと3社中最も高速で、新幹線8路線中6路線でトップだった。2.1GHz帯と1.7GHz帯の2つの周波数帯を使って通信を倍速 化させる施策の効果と、ICT総研は見ている。
全体として見ると、前年のLTEエリア比率は3社平均で58%だったが、今回は同97%に向上しており、各社のLTEサービス対応地点数は劇的に拡大している。また東海道新幹線と他の路線とのあいだで大きかった格差も縮小した。

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