トリウムレンズ(アトムレンズ)...とは?

写真用レンズの材料(硝材)は様々なものがあります。
代表的なものはBK7(商品名)SiO2(二酸化ケイ素、石英)、CaF2(フッ化カルシウム、蛍石)最近では成形しやすく非球面レンズを作りやすい有機ガラス(光学プラスチック)などの使用例もあります。
レンズを作る上で成形技術もさることながら、硝材選びは屈折率や色収差特性を左右する為とても重要です。
ガラスにPbO(酸化鉛)を添加し透明度、屈折率を上げたもの(クリスタルガラス、現在は製造者の鉛害対策の為、鉛フリー化が進んでいます)などがポピュラーですが、以前の例として屈折率を上げる為、放射性物質の酸化トリウムを添加したレンズが使用されていたようです…
これについても詳しいリンクを貼っておきますね。

アトムレンズとは(放射能レンズとは)トリウムレンズとは

「アトムレンズ(トリウムレンズ)(放射能レンズ)」 2004年4月の武蔵工業大学での「ウランガラス(以下、UG)についてのおしゃべり会」で、TI会員が持参された放射能のあるカメラレンズを拝見しました。 その後、2004年8月に、雑誌「写真工業」の市川編集長からメールで問い合わせがあり、「写真工業」誌9月号に下記のような内容が記事になりました  放射能のあるレンズは、以前からカメラマニアの間では噂されていたようですが、このように詳しく調査した記事は初めてではないかと思います。 さらに、同記事では、当UG同好会HPのことも紹介されました。 学研訪問記 2010年5月、学研のカメラ雑誌「デジキャパ」の編集者よりメールがあり「所有しているレンズを鑑定して欲しい」とのことで、UG同好会会員のYJさんと一緒に拝見しました。10本ほどのレンズを拝見しましたが、放射能があるのは、下記右側のSMC Takumar 50mm f1.4 (旭光学.)1本だけでした。 放射能は、レンズ裏側(カメラ側)で、バックグラウンドの10倍程度でした。従って、レンズをずっと抱いて寝る等しなければ、あるいは30cmも離れれば、全く放射線の影響はありません。 また、紫外線(LED式、レーザー式、蛍光灯式、殺菌用)を当てて見ましたが、いずれも蛍光は見られませんでした。 下記は当日の鑑定風景。なお、ウランガラスの実物をお見せして、UGパンフレット、妖精の森ガラス美術館パンフレット、ラティーフ工房製のUG携帯ストラップなどを差し上げました。 ウランガラス同好会TOPPAGEへ戻る

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