写真用レンズの材料(硝材)は様々なものがあります。
代表的なものはBK7(商品名)SiO2(二酸化ケイ素、石英)、CaF2(フッ化カルシウム、蛍石)最近では成形しやすく非球面レンズを作りやすい有機ガラス(光学プラスチック)などの使用例もあります。
レンズを作る上で成形技術もさることながら、硝材選びは屈折率や色収差特性を左右する為とても重要です。
ガラスにPbO(酸化鉛)を添加し透明度、屈折率を上げたもの(クリスタルガラス、現在は製造者の鉛害対策の為、鉛フリー化が進んでいます)などがポピュラーですが、以前の例として屈折率を上げる為、放射性物質の酸化トリウムを添加したレンズが使用されていたようです…
これについても詳しいリンクを貼っておきますね。
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